Google地図への虚偽の口コミ投稿事件

昨年は、歯科医師の方から依頼を受け、Google地図への虚偽の口コミ投稿に対して、損害賠償請求を行っていた事件について、判決がでました。

名誉毀損が認められ勝訴しましたが、費用と労力をかけても、報いられることはありません(持ち出しを覚悟しないと削除すらままなりません)。

そのため、本人特定と裁判費用を適正に評価されることを求めて、上訴しています。

表現の自由は守られる必要がありますが、虚偽を故意に書き込むことは、書かれた歯科医院はもとより、その情報を頼りに医療の選択を行う同じ患者さんをも欺くことになり、厳しく判断されてもよいのではと考えました。

広くこの問題を知ってもらいたく、記者の方たちに報告をしたところ、何社も取り上げて頂きました。

そのうちの一つです。

https://www.sankei.com/article/20250814-ILEWQFOBVNNKPO4KZHY5H7LG2A

この記事では、「歯科医師の代理人を務めた若松陽子弁護士(大阪弁護士会)は、ネット中傷について『加害者側は数分で書き込めるのに対し、被害者側は虚偽だと証明するのに多大な時間と費用、労力を強いられる』という構造的な問題があると指摘する。

その上で、せめて適切な賠償額が認められなければ中傷はなくならないとし、『裁判所は形式的に過去の判例を当てはめて調査費用を低く認定するのではなく、新しい型の権利侵害として被害回復を図ってほしい』と訴えている。」と指摘して頂きました。

関心をもたれたら、本件に注視して頂けると幸いです。

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