医事法学会研究大会に参加

今年はリモート開催

所属学会のひとつ、日本医事法学会の第50回研究大会が、11月29日開催されました。

節目となる50回目の記念大会の予定でしたが、コロナ禍にあって、ZoomウェビナーによるWEB開催となりました。

今年は、ZoomやTeamsでの会議がほとんどでした。

初めは戸惑いや違和感が運営側にも参加側にもあったのですが、段々と互いにコツが分かってきたようです。

すると、リモートの利点も多く見えてきて、従来の顔が見える会議が復活したときも、リモートを駆使しての会議が存続すると思われます。

メインテーマは「感染症と医事法」

大会の案内は、次のようになっています。

メインのシンポジウムは、「感染症と医事法」でした。

1年かけて取り組むメインテーマを、急に拡大した新型コロナにより、こちらを取り上げることを決断されました。

医事法学会であれば取り上げるべき、と考えられた結果だと思います。

この成果は、医事法学に掲載されます。

弁護士として担当した裁判例

研究大会の午前中には、3つの個別報告がなされました。

そのうちの1つ「自由診療分野における医療被害の救済と防止のあり方を考えるー美容外科医療及びがん治療の民事裁判例の検討をもとに-」において、私が代理人として担当した裁判例も取り上げられていました。

学会員のみが参加できるため報告の内容には触れませんが、その裁判例は、私自身も弁護士として頑張ったし、依頼者の方も聡明な方で共に裁判を担ってくださいました。

裁判所は、大阪地裁の医療集中部合議で、リーディングケースとなる良い判決を書いて頂きました。

判例時報2305号132頁「いわゆる美容外科(美容療法)における説明義務違反の不法行為に基づき施術費用相当額の損害賠償が認められた事例(大阪地判平27・7・8)」として、掲載されています。

今年9月発売の「消費者法判例百選第2版」にも取り上げられました。

フランス生命倫理法改正

個別報告の1つには、近時取材を受けることの多かった生殖医療に関するものが、ありました。

「フランス生命倫理法改正と『母親』の変容」です。

フランスにおける生殖領域に大きな変化が予想されるとのことで、示唆に富むものでした。

私は、これからも、微々たるものではありますが、医事法につき研究を続けていきたいと考えています。

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